必要機材を揃える
DTM(Desk Top Music)で作曲を始める上で欠かせないのが、機材となります。ただし、揃えるものはそんなに多くはありません。
私は学生の頃、お金がないながらも、以下のものを最低限揃えることで始めることができました。
- パソコン
- オーディオインターフェース
- ヘッドフォン
- DAWソフト
- マイク/ギター
以上です。
それぞれの機材に関して見ていきたいと思います。
パソコン
音楽をレコーディングしたり、編集したりするために必要になります。MacまたはWindowsどちらを選ぶかは、個人の好みにもなるかと思います。使用するDAWソフトをどれにしたいか、を決めてから買うといいかもしれません。
私はMacを使用しています。かれこれ10年以上使用していますが、パソコンの性能ももちろん、操作性とLogicProXが使用できること、またLogicProXの価格は3万円程度とほかのDAWソフトと比べてもかなりリーズナブルであることからMacを選びました。
DAWソフト
DAW(Digital Audio Workstation)ソフトは、パソコンに入れる音楽編集用ソフトウェアになります。これがないとパソコンがあっても作曲することはできません。有名どころでいうと以下のようなDAWソフトがあります。
- Pro Tools
- Cubase
- Studio One
- Logic Pro X
自分の求める性能や好み、予算などを考慮して決めるのが良いと思います。どれを使うか決めたら、パソコンにインストールしましょう。
私はLogicProXを使用していて、今まで不満を持ったことがありません。
オーディオインターフェース
オーディオインターフェースは音をパソコンに取り入れるために必要になる機材になります。
具体的には、マイクを通して歌った音声、ギターを演奏した音などを取り込み、パソコン(DAWソフト)上で編集できるようにします。初心者の方であれば、まずは安価でお手頃なものから購入してみるのもいいかと思います。特に、一度にいくつもの音を録音するために接続数の多いものもありますが、DAW内でいくつものトラックを作成できるため必要ないと思います。
ヘッドフォン
こちらは必須品というわけではありませんが、作曲をする上で音を正確に聞き取るためにも購入した方が良いものになります。スピーカーでも代用可能ですが、周りを気にする必要がある環境では、ヘッドフォンがベターでしょう。音を正確に聞くために、原音に忠実なモニターヘッドフォンと呼ばれるものを購入することをオススメします。
マイク・ギター
音源パソコンに取り込む(レコーディング)するための手段としてマイクとギターを挙げました。
マイク
シンガーの方または、アコースティックでライン接続でなく生音をレコーディングしたい方はマイクが必要になるでしょう。
ギター
ここでは特にエレキギターのことを指します。大半の方はギターをDTMでレコーディングする場合は、ケーブルをオーディオインターフェースに繋いで音を取り込むことが多いため、マイクは不要になります。
それぞれの機材を接続する
これまでに見てきた機材たちを接続しましょう。以下の図のように接続すれば完了です。この場合では、ギターとマイクを同時に接続していますが、場合によっては、マイクのみ、ギターのみとなるでしょう。
おわりに
私も学生の頃、作曲を始めたかったのですが、何から準備を進めればいいのかわかりませんでした。必要なものは意外と少ないですし、それがわかればあとは揃えるだけなので、ぜひ参考にしていただけたら幸いです。